SSブログ

ストラスブールからミラノへ [フランス]

 話題が前後するが、17日にストラスブールからミラノに移動した。いっしょに下宿していたアメリカ人学生ジセルも、偶然同じ時刻のLHでボストンに帰国するので、朝二人を中央駅までマダムが車で送ってくれた。
 彼女はまだ20歳、毎日昼間寝て、夜は外出し、朝帰宅するパターンだったそうだ。マダムからは諸々愚痴を聞いたが、二年間も滞在したので、最後は二人抱き合って涙していた。本当のお母さんが待ってるでしょ・・・とマダムが慰めていた。マダムは本当に心の優しい人だ。
 ストラスブールからフランクフルトの空港までは、LHのバスだが、車中での会話の中で、やはりキッチンの時計、つまりマダム固有の時間が10分遅れなことに、難儀したという話でもりあがった。
 彼女はロンドンでのstage(職業研修)が決まっている。空港へ着いたのがフライトの1時間前で、ちょっと焦ったが、彼女もきっとうまく乗れたことだろう。

 下宿では、マダムが丹精した庭は見事で、庭は「命」だ。愛情を注がれて育った小さな花一つ一つが、マダムに感謝の気持ちを語りかけているように可憐に咲いている。近所の猫たちがやってきて、木陰で昼寝をし、子猫は木の上でくつろぐ。こんな世界に身をおくことができ、とても幸せだった。

 ミラノ空港から中央駅までのバスから見える風景は、まるで東京と同じようだった。灰色の建物に、排気ガスで汚れた街路樹、あれ、こんなところだったかなと思ったが、中央駅の大きさには驚いた。
 ドゥオーモとスカラ座のあたりは昔一度だけ行ったことがあるが、今はヨーロッパの地下鉄にも慣れ、特に危惧したような問題は無かった。中央駅は工事中で少し、怖い感じがする。
 チケット窓口はまあ原始的で長蛇の列だが、券売機は空いており、例によってドイツ語も入っているので、問題なしだ。(G)
ミラノ マルペンサ空港
DSC01436.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0