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アーノンクール-Concentus Musicus Wien-救われしベトゥーリア [コンサート]

 30日、アーノンクール、Concentus Musicus Wienのオラトリオ「救われしベトゥーリア」をサルプレイルで聴いた。モーツァルト15歳の時の作品。パリ管なら18ユーロの席なのに、日本からネットで買った席は30ユーロだったが、パリではアーノンクールも外タレなので、まあ仕方が無い。
 この曲を初めて聴いたが、サクサクとした音の運びがとても良かった。ピリオド楽器なのに、結構力強い感じがした。アーノンクールのやり方は曲の途中で指揮棒を降ろさず、聴衆に咳をする隙さえ与えない。集中が途切れないので、音楽もさらに美しい。歌手もみんなとても上手だった。完璧な演奏だったのではないかと思う。
 ところで、コンサートチケットの値引き対象者の中で、rimeurとはどういう人か明確に知りたいと学校の先生に聞いてみた。
 一人目の若い女性教師は全く聞いたことがない、辞書にも載っていないで終わってしまった。この先生の両親は南米からの移民で、自分だけフランスの国籍を取得している。
 唯一の男性教師に聞いてみると、初めはやはりわからなかったが、一度教室を出て、そうか!と戻ってきた。(RMI)最低所得保障の受給者という意味だった。
 つまり4つの割引は26歳未満、65歳以上、失業者そして、RMI受給者だった。「自称芸術家」では無かった。まあ、同じようなものなのか。(G)

↓サルプレイルはちゃんとrmisteという言葉が入っていたが、シャンゼリゼ劇場と、ルーヴルはrimeurという言葉を使っていた。最後の15分で格安券が出る。


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