オペラ・コミーク－ラ・ペリコール [オペラ（海外）]
土曜日オペラ・コミークのラ・ペリコールは文句無しに楽しかった。客席も変わっていて、最前列はテーブル席でシャンパンらしきものが、冷やしてある。
指揮者は、ピアニスト、弦楽器はＶｎ２、Ｖｌａ、Ｖｃ、Ｃｂ各１、金管、ドラムが入っている。声はＰＡを使っている。オッフェンバックの原曲といっても、ペリコールの恋人役はジェームス・ディーンのスタイルで、ところどころ英語も混じって、いろいろな曲が入る。ドイツ語もちょっと出た。カルメンの曲も間に入った。フレンチカンカンは１幕終わりと、最後に披露された。曲は知らないが、３回アンコールで踊ってくれて、すごく盛り上がった。
フランス語は感情表現に適する言葉なのか、抑揚があるので、感情がはっきり伝わる。舞台全体もセンスがよく、わざとらしいところがないのに、面白おかしいのだ。
連れ合いが四半世紀前、旧サルプレイルの補助席でパリ管・バレンボイムの弾き振りを聴いたそうだが、この劇場も補助席だった。ニ階の私の席も柱に折りたたみ椅子が付いた、小さい席だった。下を見ると、パルケにも１階にも補助席があった。体の大きいおじさんが座っていてなんか可笑しかった。歴史がある、美しい劇場で補助席まで体験できて、格別の夜だった。（Ｇ）
はじめまして。オペラコミックのことで少々伺いたくメールを書かせていただきます。今週末よりパリに行く予定なのですが、チケットの入手は直接劇場に行って可能ですか？素敵な劇場ですね。安価の席でも楽しめますか？
もし、お時間がありましたらコメントよろしくお願いします。
by あゆみ (2007-02-20 20:41)
私は当日夕方直接劇場の窓口で買いました。当日でも大丈夫だと思います。席は2階1列目の補助席で、20オイロくらいでした。補助席というのは日本にはありませんが、観光バスの通路にある折りたたみ席のようなものです。安いですが場所は良いので、良く見えました。楽しいですから、是非ご覧になってください。
by Ginger (2007-02-20 23:43)