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新国立劇場-母・肝っ玉とその子供たち [演劇]

 原作を読んだことはないので、舞台の印象だけだが、ブレヒトの皮肉たっぷりの台詞と母の人物像が強烈で、ドイツにいるような錯覚を起こすほど私にとってはドイツ的だった。音の使い方はこの前見た、ベルリナーアンサンブルのアルトゥール・ウイのドイツ臭さを思い出させる。
 いくつか台詞の内容が頭に残っている。戦争の中にしか秩序はなく何年も戦争がないと、平和ぼけするとか、戦争で儲けるのなら、少しは戦争に協力せよとか、上官が無能だと優秀な兵隊を欲しがる、根性を全て買い占められた。怒りをどれ位持続できるかが肝要、行動を伴わない程度の怒りなら諦めろ・・等なるほどと思った。
 歌になると、歌詞がよく聞き取れず場面が途切れてしまう感じも無きにしもあらずだったが、皆さん大熱演で、楽しませてもらいました。(G)


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