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ゼンパーオパー-エレクトラ [オペラ(海外)]

 ドレスデンのIbisでは、ホテルヴァウチャーのサービスをサボっており、携帯電話でしかワイヤレスランと接続できないようになっていた。そのかわり、ISDNの親切な解説が部屋に置いてあった。
 11/2は午後3:30の列車でベルリンを発ちドレスデンに着いたのが6:00、とっぷり日が暮れてライトアップされた新装のFrauenkircheが見えた。
 でも、中央駅はまだ工事中で、去年ほど足場は悪くないが、一度駅の反対側に出てから、工事中の駅舎の中を通り抜け、旧市街の方角へ行くような状態だ。
 駅前は大分整備されてきて、物価も安そうで時間があればショッピングしたいところだった。でもチケットを受け取らねばならず、一目散に劇場へ向かった。ドレスデンの空は広い。まだまだ東の香りがする。

 エレクトラは素晴らしい迫力だった。今回ドイツへ来て、R・シュトラウスを聴くのは初めてだった。 席は4階(最上階)の二列目で、舞台はよく見えた。パルケット以外の席で聴いたのは初めてだが、音は上の方が響きがよく聞き易い。
 オケはフルメンバーで、ピットを浅くし、舞台の上まで広がっている。Cbは8台だった。舞台セットは3階建てで、舞台の高さで歌うところは弟が訪ねてくるところくらいで、女声はほとんど、高い位置で歌ってくれるので、よく聞こえる。オケもとても慣れており、全く音量を手加減しておらず、歌もオケも思いっきり演奏できるようによく練られた舞台だと感じた。大劇場だから出来る技だろうが、リエージュももう少し、音楽面で工夫して欲しかった。シュナウトも妹役もよく聞こえた。(G)


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