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バイロイト音楽祭 子供のためのオペラ パルジファル [オペラ(海外)]

 Kinderoper は、タンホイザーをコロナ前に一度聞いたが、今年のパルジファルもとても楽しかった。音楽も歌手も良い。やはりバイトで聴く音は日本とは違う。書き割りの後ろで演奏している少人数のオーケストラの音が迫って来るのだ。歌詞をセリフで反復しながら劇が進むのだが、歌手がセリフから歌唱に移ると、脳内で、パッと目の前に本物の舞台が開け、ヴァーグナーの世界に引き込まれるのだ。
 実は現地でチケットの売れ行きが悪く、寸志でチケットを割り当てると、Taff(バイロイトの舞台援助団体)から会員にメールがた。子ども向けとは言え、親がパルジファルを好きでないと、さすがにパルジファルを見せに、子どもを連れて来ないのだろうか。
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ミュンヘンオペラフェスティバル―トリスタンとイゾルデ [オペラ(海外)]

 昨年と同じ舞台だが、何も考えないうちに1年経ってしまった。
 カンペのイゾルデは初めて聴いた。声の印象は、サバサバしていて、見た目には体格が良く、髪も短い演出なので、個人的には、何故だか、男性的な凛々しさと清々しさを感じてしまった。
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2023夏ドイツへ [ドイツ]

 今年は特に燃料費の影響か航空券があまりに高く、シンガポール航空を使うことにした。チケット総額でルフトハンザやANAの約半額だが、成田発着な上、シンガポールまで6時間、乗り継ぎに4時間待ち、その後8時間掛かる。まあ急ぐ旅でなし、良しとした。十分寝られるというメリットがあるかもしれない。
 チャンギ国際空港では、街に出る時間もあったが、暑そうだし結局空港内に留まっていた。かなり大きく、徒歩では廻れず、ターミナル間の移動はスカイトレインという、ゆりかもめのような新交通を使う。もちろんタダなので、子供連れの若いお母さんが、何度も往復していた。
 飲食店も豊富で、市内に出ずともホーカーズらしきものもあるが、予め入り口の自販機で決めなければならず、店を巡って見て選ぶ楽しみが無い感じだ。値段も高い。
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「ガウディとサグラダファミリア展」と NHK放送博物館 [美術・博物館]

 愛宕山にあるNHK放送博物館で、ガウディの工房の中を歩くVR体験ができるとのことで、当日の午前10時から配布される整理券をもらうため、9時半に御成門へ行った。上映は一回15分で一日12回、各回6人。整理券を求めての行列は無かった。
 上映スタジオに入ると、面接会場のように1~6の番号のついた椅子が並び、整理番号ごとに仕切られた荷物置き場があり、手ぶらでゴーグルを装着する。担当の方が一人ずつ説明しながら、まず、ゴーグルが直接肌に触れないよう、目の部分だけ穴のあいたアイマスクを付けてからヘッドセットを装着してくれる。万人に視力が合うヘッドセットがあるのかどうか、ゴーグルを当てて首を左右に振ると視点(焦点)が合うというのだが、機能は果たしているが、それほどはっきり見えるわけではなく、リアリティ感は今一つだと思う。両手に短い棒を持つよう促される。
 用意ができると音声が入り、立ち上がって、部屋の中を自由に歩き回るよう案内される。映像に近づきすぎると金網が現れ、もうこれ以上進めないと注意喚起される。参加者6名は、中世の職人服のような身なりの、顔なしの木製の人形に変身させられ、誰だかは全くわからないが、他人とぶつからないので、人形の動きは本人のものだと思う。
 ガウディは路面電車にはねられ、この事故が命取りになったそうだ。最期ベッドに横たわり、後進に夢を託すと話すガウディの枕元に立つことができたのは、VRならではの体験だった。終了後にアンケートを書く。
 放送博物館では、スタジオ機材の歴史展示や、過去の放送番組映像なども見られる。殆ど撮影禁止だが、テレビの始まりの「イ」の字を久しぶりに見た。また、のど自慢大会の鐘があり、係の方がいて、叩かせてくれる。いきなり叩きに行った若者たちは、先に展示を見てからお願いしますと言われていた。金属棒には音程がアルファベットで記されており、合格の鐘を鳴らすとおめでとうございます!というような声が聞こえる。私は番組冒頭のテーマを叩かせてもらった。ここでもアンケート記入。
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 御成門から竹橋の東京国立近代美術館(ガウディとサグラダファミリア展)に着いたのは11半ごろ、程々の混みようだった。ここも撮影できる部屋は限られていた。若い頃のガウディの詳細なデザイン画など見ると、肉眼で見えないほどの線の細かさに驚かされる。
 今回の展示はガウディの様々な作品を紹介するものではなく、サグラダファミリアが完成間近であると実感し、興味を持って現地を訪ねて欲しいというお誘いのような印象だ。
 昨年の夏バルセロナで、ガウディの建築物はかなり見て衝撃をうけたが、サグラダファミリアの資料館は見ていない。改めて、日本国内にもかなりの資料があることを知り、日本人の著名な建築家が、ガウディに多大な影響を受けていることも認識した。
私ごときが、ガウディを語る必要は無いが、ガウディが、人間は無からは創造できず、自然界に理想の形があるという考えで、構造物を設計したことは、心底天才だと感じる。自然界の物を科学的に創造するというアプローチが100年以上続いており、その偉業が達成される時に立ち会えるのは、素晴らしいことだ。2026年完成予定。
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ベルリンフィル バレンボイム2023.6 [コンサート]

 最終日はベルリンフィルを聴いた。チケットを購入した時点では、バレンボイムの体調が気がかりだったが、BDLOで知り合ったベルリンシュターツオパーのCb奏者が、90%大丈夫だと思うと言ってくれたので、ほっとした。
 初め指揮台の上に椅子が置かれていたが、マエストロ自ら指揮台から下ろした。期待通り、静かで細やかな音が心に沁みる演奏だった。
 フランクは地味な曲だが、さすがベルリンフィル、音色の変化が、日差しの変化のようで、緩やかに、時には瞬時にはっと目を見張るようで、フランク特有の響きを堪能した。
 後日デジタルコンサートを見て驚いたのは、ガランチャはレーベルとの契約で、YouTubeや不特定多数が見るような、この手のメディアには出られないらしい。プログラムには載っているのに、生中継でもカットされ、代わりにモーツァルトのピアノコンチェルトが流れたそうだ。デジタルコンサートの映像は私が見た初日の舞台ではなく、バレンボイムの指揮している表情が多少硬かった気がして、3日間連続の本番で、体調は大丈夫だったのだろうかと、やはり心配になった。
 ガランチャは本当に声も姿も美しい。以前、ドレスデンでティーレマンのバラ騎士のオクタヴィアンを聴いた位だが、この夏、ガランチャはバイロイトでクンドリー役を歌う予定だ。パルジファルのプレミエから出演予定だが、映像はどうなるのだろう。もう一度出会えると嬉しい。
Berliner Philharmoniker
Daniel Barenboim Dirigent
Elīna Garanča Mezzosopran
Gabriel Fauré

Pelléas et Mélisande. Orchestersuite op. 80
Richard Wagner
Wesendonck-Lieder (Orchestrierung von Felix Mottl und Richard Wagner)
Elīna Garanča Mezzosopran
César Franck
Symphonie d-Moll
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Sonny Center工事中
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Rijksアムステルダム国立美術館 フェルメール展2023 [美術・博物館]

 開催期間2023年2月20日から6月4日まで、フェルメール全37作品の中から、28点が世界中から集められ公開された。ちょうどBDLOと重なる時期なので行けないことは無いと思っているうちに、予約制の入場券は完売した。追加販売があり、公開時間が夜10時までとなり、私は3/17に5/31夕方16:45の入場券を購入出来た。この時期のアムステルダムは、22時まで明るいので、何の不安もない。
今回、ロンドン・ナショナルギャラリーにある「ヴァージナルの前に立つ女」を初めて見ることができた。他は日本や旅先でじっくり観てきた作品だが、今回まとめて28作品を見られることに意味があると思う。まだ見ていない作品はバッキンガム宮殿所蔵のものと、ボストンで盗難中のもの。今後お目に掛かるチャンスは無いと思うので、これでコンプリートだ。
 Rijksで最も印象に残ったのは、展示の仕方だ。一つ一つの絵画への光の当たり方が調整されているようで、絵が最も明るく生き生きとみえるように、少し下向きに掛かっている。今回の展示の前に綿密な調査をし、例えば、「窓辺で手紙を読む女」は無地の背景から、キューピッドの絵が復元され、昨年、真っ先に日本に来てくれた。
 入り口付近に展示されている、牛乳を注ぐ女、デルフトの眺望など、何度も観ている作品も、まるで画面の埃を取り除いたかのように、絵に光が当たり、色彩が輝いていた。
 今回見て印象がかわっったのが、フルートを持つ女と赤い帽子の女だ。小さな作品で、地味な女性の表情なので、気づかなかったが、これらはレンブラントのように光を意識した作品で、正しく光を当てると、とても美しいことに気付かせてもらった。
 真珠の耳飾りの少女は、すでに、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館へ戻てしまったそうなので、折角なので午前中に会いに行った。18年前にアムステルダムに来たとき観に行き、日本にも来てくれて、今回で3回目、少女の美しさは何年たっても、衰える事はない。
 Rijksでは、フェルメール展の後、同じチケットで昼間の一般展示(17:00まで)も見られることになっているが、夕方以降のチケットでは無理。最初の絵に戻り、もう一度見て約2時間、22時まで居るつもりだったが、集中力が続かず、退散した。
 アムステルダムは18年ぶりで、交通機関の乗降が全てタッチ式になっていた。
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BDLO2023 本番当日 [チェロ]

 前の晩良く寝たので、ドイツに来て初めて頭がスッキリした感じだ。午前中少しホールで確認練習し、日本人は大型タクシーを用意してもらい会場へ移動した。ドイツ人は、自分の車か、仲間同士乗り合いで移動した。
 本番会場はWürzburg 音大の大ホールで、前に演奏した教会の隣だった。舞台がとても狭く、ティンパニを地下から舞台にせりあげたり、Vcは後方の2Pulは正面木管前のひな壇に上がり、譜面台は譜面台は下に置くので、譜面と距離ができ、色々初めのことがあり、拡大した譜面が役だった。右隣はCBトップの先生で、狭くないか、大丈夫かと何度も聞いてくれたが、まさかのC線で、先生の高級楽器に3度コツンと当たってしまった。左側のVcの人の弓ともかすったりするので、途中から、弦ごとに向きを変えて弾いた。
演奏結果のコメントは聴いた人に任せ、ともかく終了した。
ホール入り口
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お隣にある前々回演奏した教会
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ホール内
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BDLO2023 練習3日目 [チェロ]

 3日目朝からハープが入り、3楽章の美しさが本物になった。午後Kaffeepause の後だったと思うが、指揮者がHaubt Probeはここまで。これからは、Gebeten (祈り)ですと言った。そして少し摘んで練習した後、初めて全曲通し、夕食前で練習はおしまい。夜の練習は無くなった。
 今回練習場の鍵が寸前まで開かないので、ホールで朝練が出来ない。それで、離れた建物の宿舎に初めて楽器を持ってきた。個人的には、部屋で何ヶ所か見直すつもりだったのに、電気をつけたまま20時に寝落ちし、同室の人が午前1時に宴会から部屋に戻って来て目が覚めた。それから楽譜をチェックし、ゆっくり睡眠をとることが出来た。
 ホールの椅子は大きく、座り心地よく、疲れにくく、国内のように、途中で立ち上がりたくなるような苦痛を感じることはなく、ありがたい。
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ランチ
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巨大な消毒マシン
踏むと筒が回転して、強烈なアルコールが吹きでる。もう誰も使わないけれど
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BDLO2023 食生活 [チェロ]

朝食 手作りジャムが色々
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Kaffeepause
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練習後ケラーで宴会ができる。庭で飲んでいる人も多い。ビールは全て2ユーロ、ワインもある。
お水は無料で食堂横のカフェテリアでもらえる。
コーヒー類は、0.5ユーロ
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消毒器
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BDLO 2023ブル8 チェロパート練習 [チェロ]

 2日目は朝からパート練習があった。参加者は、ドイツ人は6名、日本人4人、先生で計11人編成だ。毎回思うことだが、BDLOのパート練習はとても為になる。
 中心的注意点として、重くならず、流れるように前へ、遥か遠くを望む感じで弾き、無駄な力は入れず右は脱力、左手は、音程が濁るのでほぼnon vib で、音程と音楽のフレーズ作りを大切にせよと、まさに理想的なご指導だった。とはいえ、ドイツ人男性3人は、多分ブルックナーへの思いが深く、それぞれ個性があり、ちょっと長めに弾いたり、思いっきり弾いてしまったりするので、パートとして音が溶け合うことを目指すのだと先生が度々おっしゃった。一方日本人Vc4人は、現地で手配して頂いたレンタル楽器で弾き、勿論そういう覚悟で来ている訳だが、私自身は、2019年参加時に次はブル8と決まり、前のトレーナーの先生に、レンタル楽器でハイポジションは無理だからもう来ませんと言った覚えがある。それでも、いらっしゃいと言って貰い、コロナ禍で欲がでて、図々しくなったのか、今回、レンタル楽器に対する恐怖など全く感じず、やってきた。慣れということなのだろうか。
 今年は若いベルギー出身のトレーナーで専門はピリオド楽器や、室内楽方面のなので、より綺麗な音を追及しようとする繊細さを繰り返し教えて頂き、有難い経験だった。
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BDLO2023 初日 [ドイツ]

 宿舎に4時前に着いて、チェックインしてから夕食、その後6時から22時まで、1回目の全体練習があった。曲はブルックナー8番、指揮者は、Prof.Josef Stolz。作曲をし、チェンバロを弾き、前回2019年チャイ5の時には、BDLOの見学に見えており、由緒あるらしいチャペルで、一般人対象に講演があり、地元の人や観光客も来て、独、伊、英 3ヶ国語で話し、パイプオルガンを演奏してくれた。
 今年の第一印象は、指揮者のウィーン言葉がよく聞き取れない。一人で受けて高笑いしており、オケ人達はハイソのインテリさん方が多いので、何か苦笑いしているようだ。後でー周りのドイツ人に聞いたら、自分たちも分からないと言っていた。多分説明するような話では無かったのだろう。
 それでも、一応理解出来たことは、テンポが重くならないこと、停滞せず、前へ前へ行って欲しいこと。2楽章冒頭のチェロも、軽やかに、鐘の音のような感じと言われて、初めてイメージがつかめた。かと言ってテンポは決して早い訳ではない。注意しないと如何に重くなるかという教訓だ。
 焦ったのは、木管が不調で、どうやら、さらって来ていないらしいことだ、金管は素晴らしい。オケは対抗配置なので、金管とハープが遠いことはちょっと残念だが、Cbが近く、良い音で心地よい。
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食堂
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ハンメルブルクへ2023.5. [ドイツ]

 朝9:48Leipzig中央駅からMünchen 行きのICEに乗り、Banbergで下車、REに乗り換えSchweinfurtまで行き、次のREに乗り換え、予定より1時間早く13時Hammelburg に着いてしまった。
 2018年の初めての時は迎えのタクシーを遅めに予約して、ちょうどDBも遅れ、時間的にはちょうど良かった。今回は多分最後の参加になると思い、セミナーハウスまで歩いてみようと思っていた。
 ライプツィヒは寒かったが、ここの気温は21度快晴、マルクト広場には町の人やライダー、旅行者風の人が午後のひと時をゆっくり過ごしていた。
 私は往路の飛行機の冷房で、鼻風邪をひいてしまい、コロナには罹らなかったのに、今鼻をかんでいる状態だ。寒がりの私でもジェラートとコーヒーを注文して、1時間ほど留まった。
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山頂を目指して
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ライプツィヒ マーラーフェスティバル ティーレマン マーラー3番 [コンサート]

 ライプツィヒ最終日はティーレマンの3番、この三日で、Gewandhausの音響の素晴らしさを心底体感できた。オケの出す音の特徴の機微が聞き取れる。ティーレマンのドレスデンシュターツカペレは、確かに、泥くさい音も聞こえたが、いつもゼンパーオパーではホール全体の総合的響きを楽しんでいた。Gewandhausでは、各章ごとにテーマのある音楽の色の濃淡をくっきりと描いてくれた感じだ。こんな風に感じとることが出来て感無量だ。マーラー3番はドレスデンで演奏してから、Gewandhausへ持って来ており、チケット代は高く、フェスティバル価格になっている。私が渡独を決めた時点では、ティーレマンのマーラー3番は既に完売しており、キャンセル待ちで回って来た席だった。
GASTKONZERT: 3. Sinfonie (Sächsische Staatskapelle Dresden, Christian Thielemann)
Sächsische Staatskapelle Dresden, Damen des Sächsischen Staatsopernchores Dresden, Kinderchor der Semperoper Dresden, Christian Thielemann Dirigent, Christa Mayer Alt
Gustav Mahler — 3. Sinfonie
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夜はエントランスの絵画がライトアップされる
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ライプツィヒ マーラーフェスティバル マーラー10番、1番 [コンサート]

 この日は、マーラーユーゲントオーケストラ、ガッティ指揮による、マラ10とマラ1だった。
 10番の出だしから、1Vnの音色がまた美しく、ベルリンフィルで感じる透明な音とはまた違い、一音一音粒だっていて、例えるなら、角を持った宝石かクリスタルのように音の粒があちこちの方向に向かって輝きを放っている印象だった。こういう印象の音は初めてのことで、これも、Gewandhausのホール音響なのだろう。驚いた。
 Gewandhausオーケストラは演奏会が少なく、これまでこのホールのコンサートをメインに旅を計画したことが無かった。これほどドイツに来ていて、過去二度しかここで聴いたことがないのだ。
 今回もゲストオーケストラを3つ聴くだけで、Gewandhausオーケストラを聴くチャンスが無い。今後は考えねばと思う。
GASTKONZERT: 1. Sinfonie (Gustav Mahler Jugendorchester, Daniele Gatti)
Gustav Mahler Jugendorchester, Daniele Gatti Dirigent
Gustav Mahler — Adagio aus der 10. Sinfonie
Gustav Mahler — 1. Sinfonie D-Dur
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向かい側のオペラハウス
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エントランスの天井画
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ライプツィヒ マーラーフェスティバル マーラー9番 [コンサート]

 今回はフランクフルトからライプツィヒまではDBを使った。予定通り、3時台のICEに乗り直通で6時半ごろライプツィヒに着く方法でもよかったのだが、もう1本早いICEに乗り1回乗り換えで早めに着く選択もあり、どちらが安全かわからないが、エアフルトで、たとえ乗り換えのICEが来なくても、待っていれば、当初の直通の列車が来るはずだ。そう思い、早めの1度乗り換えの方法を選んだ。案の定、エアフルトで17分待つ予定が大幅に遅れ42分待ちとなった。信じられなくほど外が寒く12度でみんな重ね着する服を取り出している。あと3分のところで先に直通のICEが来た。結局これに一駅乗り無事到着した。
 ライプツィヒに着くと、何だか一年前の続きのような感覚があり、戻ってきたような気持ちになった。
 マラ9はこの頃、日本のアマチュアがよく挑戦するが、一体どんな風な演奏しているのだろう。こんなに美しく聞こえるものだろうか。ちょうど席から見えた凄く上手な女性チリチェリストは、弾き終わって感無量の様子だった。オケは隅々まで完璧という訳ではなく、ずれたりもしたが、要所要所の美しさは、神がかっているいると思う。前方の席だったので、ハッキリ楽器ごと、パートごとの音が聞き取れて、改めて凄い迫力ある作品だと感動した。昨年ゼンパーオパーで聴いたときは、平土間ではまとまった響きとして聞こえ、最上階は音は分離して聞こえたが、違う次元で、ゲヴァンとハウスの繊細な響きは、格別だと思う。
GASTKONZERT: 9. Sinfonie (Budapest Festival Orchestra, Iván Fischer)
Budapest Festival Orchestra, Iván Fischer Dirigent
Gustav Mahler — 9. Sinfonie
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フランクフルト空港 [ドイツ]

 フランクフルト空港は、自分にとっては、チェックインか乗り継ぎに使う空港で、ここで降りたのは20年ぶりかもしれない。パスポートコントロールでは若い男性が、前の人にあれこれ質問しているのが見えたが、私のページを黙ってじっくり見て、ニコッとありがとうと言われただけだった。
 漠然と陸橋を渡って駅まで歩けば良いと記憶していたが、着いたのはターミナル2だった。ここは初めてだ。バスでターミナル1まで行き、中央駅まで行って、ICEに乗ることになる。バスが地上に着いたので、そのまま地下のSバーン中央駅まで行くことにした。そこで思い出した。20年前のこと。Sバーンの階段をスーツケースを持って降りられず、エレベーターを探しても結局無くてタクシーで行ったのだった。はじめての一人旅の時。
 今回は荷物も軽いので、階段を降りてSバーンを使った。
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ドバイ空港からフランクフルトへ [ドイツ]

 11時間飛行機に乗って、やっとドバイに着いた。乗り継ぎは簡単で、荷物検査も羽田と同じ要領だが、ただ海外では私はいつも靴を脱がされる。靴底の材質がいけないようだが、今回はただ脱いで自分の荷物の上に置くだけでよかった。海外で乗り継ぎのストレスがようやく改善される日が来たのか。
 エミレーツ航空のドバイからフランクフルトの機内で、2度の水難に遭遇した。CAさんが人に水をかけたり、前席のお客が床にこぼした水で荷物が濡れても、水だからそのうち乾くということか、あまり気にしない。濡れて不快に感じるのは、日本人或いは私だけなのだろうか。
 まずキッチンとトイレのある仕切りから2列目通路席で、ワゴンサービスの時、CAさんに水をかけられた。トレーに乗せて水をお客さんに渡すのだが、それがなぜか私の座席でこぼれた。角からズボンと腿まで濡れたのに、ただ謝るだけで何かしてくれる様子は無い。私は身動きの取れない状態なので、紙を早く持ってきて欲しいと言ったらトイレに駆け込んで、手拭きの束を渡して、あとで、毛布を持ってきて、敷いて座るように言われた。椅子は大丈夫だけれど、わたし自身が濡れたと言ったが、確かにズボンはしばらくして体温で乾いた。
 次に、あと2時間ほどで到着のころ、椅子の下のリュックサックを持ち上げると背中の部分がびしょびしょに濡れている。絨毯にはシミがあり前の人が水をこぼしたようだった。またやられた。今度は自分でトイレに紙を取りに行き水を吸わせた。中までは濡れていなかったが、床に置くときは防水面を下に置くと言うことを学んだ。そこで思い出したのは、羽田からの便から降りる時、立って待ってる間男性CAのキッチンの処理を見ていた。手際が良いことも怪しいこともあったが、1番驚いたのはお盆に溜まった水を床にぶちまけたことだ。へぇー機内ではお日様が照っていないのにと思ったが、外気の高いところで生活していると、水を蒸発するものだと言う習慣になるのだろうか。
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羽田からエミレーツ航空出発 [ドイツ]

 G7の直後だが、羽田は意外と空いていて、搭乗4時間前のチェックインから、最新式手荷物検査(スマートレーンというそうだが)で液体もタブレットなども、荷物から出さずに、まとめてチェックできる装置のおかげでスムーズだった。羽田に導入されつつあるという記事は読んでいたが、GWの長蛇の列も、このシステムで処理していたのだろうか。パスポートコントロールは、自動改札式になっており、パスポートを開いてカメラにかざし、人物検査は正面の鏡のカメラな行なう。2分ほどだった。通過すると、見慣れたブースがあり、スタンプが必要な人は押しますと係員が座っていた。
 羽田はANAとルフトハンザしか使ったことがないので、エミレーツ航空の搭乗口は目新しい風景だった。広々としており、子供の遊び場やゆったりしたビーチチェアのような椅子が並んでいる。しかしお店はほとんどない。
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ベルリン独日協会都内バスツアー、清澄庭園、浅草寺 [旅行]

 ベルリン独日協会会員さんは、定期的に日本を訪問しているそうで、今回都内バスツアーに同行しませんかと言う募集があり、面白そうなので参加を申し込んだ。
 雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったが、予想以上に楽しいツアーだった。銀座のホテルにバスが迎えにきて、ご高齢とは思えないアクティブな独日協会のドイツ人が10名、日本人は8名参加した。とは言え、途中参加や途中退席もあり、常に人数確認が必要だった。朝は皇居、国会議事堂、渋谷のスクランブル交差点などを通り、下車したのは清澄庭園だった。渋谷でハチ公を見たいという女性がいたが、バスを降りなければならないので、それは別途ということで、場所を知っている日本人以外は車内からは認知できなかっただろう。雨のせいか、スクランブル交差点に殆ど人がおらず拍子抜けだった。若いガイドさんの案内をベルリングループ代表の日本人の女医さんがドイツ語に通訳してくれる。
 現在の清澄庭園は、明治11年に岩崎弥太郎が土地を取得し、社員の慰安や迎賓館として使用していた。特徴はなんといっても庭石。弥太郎の三菱汽船が日本中の産地から名石を集めて来た。その数には仰天する。関東大震災、第二次大戦での庭園の被害はあったものの、近郊住民の避難場所となり、多くの人命を救った。関東大震災後に土地の半分が都に寄付され、清澄庭園となった。残りの半分は土地整備後、公開され現在は清澄公演となっている。この辺りはたまにアマオケの練習に来る場所だが、庭園を訪ねるのは初めてだ。
 ここは都営なので、入場料が格安で、ボランティアの方が詳しく解説して下さる。英語と日本語のグループに別れたが、外国人にはこれほど詳細に説明しないだろう。65歳以上は70円、団体なら50円だ。一般は150円で団体だと30円引きになる。入り口で65歳未満の割引の無い人が挙手させられたことは新鮮な体験だった。ドイツ人ご一行様は80代が5名、70代、60代後半は各2名、最年少が61歳だった。ヴァイタリティーに溢れたご婦人方と、2組のご夫妻、超エリートのツアーだ。しかも初めて来日された方は3人だけ、前回は国会議事堂内部を見学されたらしい。前日に到着したばかりで、明日から新幹線で八戸へ行き東北ツアー、その後日光、京都と盛りだくさん3週間の旅程とのこと。驚いた。
 スカイツリーは、午後2時にドイツ人は団体予約を取っていた。日本人は各自購入とのことで私は午後2時の前売り券を買っていた。早めにスカイツリーに上り、浅草寺でたっぷり時間をとることになり、2時前に到着したが、比較的空いており、すぐにエレベーターに乗せてもらうことができた。浅草寺では改めて寺の歴史を聞き、日本人は誰も三社様の歴史を知らなかった。
 東日本大震災の後、募金のため、五重塔地下にある浅草寺の秘宝の絵馬を公開したとのこと。現在は非公開だが、幸運にも見せて頂くことができた。本堂の瓦が、震災直前にチタン製のもに葺き替えられたお蔭で、地震被害を免れたとのこと。
 17:30にホテルに帰着し解散となったが、リーダーの女医さんと日本側代表の80代のお二人が、この後東京駅まで、旅後半の外人専用の新幹線チケットの登録作業にいらっしゃるそうで、ヴァイタリティーに敬服するが、この先お一人で3週間もツアコンされてお疲れにならないだろうかと心配になった。
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ソッリマ「氷のチェロ物語」と演奏 [コンサート]

 イタリア文化会館の催しに誘っていただき、初めてソッリマの生演奏を聴いた。第一部は「氷のチェロ物語」の映画を上映し第二部はご本人のお話と演奏という素晴らしい企画だった。
 氷でどうやって彫刻家がチェロを作るのか、氷を削るのだろうかと想像していたが、大元は水だった。アルプスの氷河を水で溶かしてシャーベット状の氷を手での伸ばし表板、裏板を成形し、透明な氷で光り輝く魂柱を作る。ネックと指板は通常の物、駒は氷で、弦と接する部分には波型の金属を乗せている。横板もシャーベット状の氷だが、かなり堅そうに詰め込んでいるように見える。全体にかなり氷は厚く、垂直より少し傾いて固定された楽器を半立ち状態で弾く。弓は主にバロック弓が映像には映っていた。
 演奏場所は約マイナス10℃のビニール球体バブルの中、イタリアを南下しながら数都市で演奏し、ソッリマの故郷シチリアまで行く。その間のアクシデントを追ったドキュメンタリー映画だ。
 バブルの空調が故障し、むき出し状態でドライアイス粉末を振りかけながら演奏するが、楽器が溶けていき、思わず涙が込み上げて来る。氷の状態により音色が変化するとのこと。楽器を運ぶ車の冷凍庫も故障する。氷のチェロを弾いたインスピレーションで移動中に作曲もする。The N-Ice Cello Concerto のオーケストラ用の楽譜起こしをする映像もある。
 映画だけでは分からないことも、あちこちで情報収集できる。
https://www.bunkyo-gakki.com/stories/music/europestringwatch/ice
https://www.plankton.co.jp/sollima/icecello.html
 後半、いよいよソッリマが登壇し、招聘した代表からのインタヴューがあった。ソッリマはチェロを木の枝に引っかけて、風の中で弾いたり、海中で弾き、伝わる音を録音もしたらしい。音楽は自然の本質というスケールの大きい芸術家だと思う。この日演奏されたのは、Giovanni Sollima : The N-Ice Cello Concerto の最後の部分、 Lamentatio、Fandango (after Boccherini)、もう一曲はNatural Songbook からだと思う。Lamentatioは岡本侑也さんの演奏会でアンコールとして聞いたことがあったが、オリジナルはかなり長く、歌にも歌詞があり、声とチェロの音がハモり溶け合い、アフリカの民族的呪術的なメロディーやリズムを感じる。シチリア島はアフリカの歴史文化と交わる土地であり、家族何代にもわたり、多様な文化と接しているのだ。
 氷のチェロでさえ、演奏するソッリマの身体との一体感が感じとれる。自身の楽器であれば尚更のこと、エンドピンの先から指板の全領域までもが楽器で、激しく深く重厚な魂の声も、美しいはかない天上の声も全て自然に湧いてくるようで、ものすごい衝撃を受けた。どんなに激しく弾いても、音が綺麗で和音が濁らない。楽譜を一切使わず全て暗譜しているとのこと。演奏時にエンドピンを止める穴が見つけるのに大変そうだったが、楽譜を見ない分、視力を気にしていないのかな、などとふと思った。没入する姿から、楽器は自ずと身体の一部であり、その融合体は自然の一部であり、強いエネルギーを発しているようだ。興味は尽きない。
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東京春音楽祭 マイスタージンガー [オペラ(国内)]

 国立競技場から直行。
 毎年恒例、演奏会形式なのだが、出演者の多くが舞台の雰囲気を作ってくれた。ベックメッサー役のエレートは、カテリーナ演出のバイロイトで新しいキャラクターを演じ大活躍だったが、東京でも一人だけ暗譜で役になりきって聴衆を魅了した。シリンスは、ハンスザックスデビューとのことで、緊張しているように見え譜面から離れられなかった。東京で練習して、今後の舞台に役立てて欲しい。ダニエル•ベーレはコスキー演出のバイロイトで素晴らしいダーヴィットだったが、サイン会にやって来た彼の素顔を、誰も分からなかったことが思い出される。気のせいか今回は声が少しかすれていたように思う。
 指揮のテンポが速く、初めのうち歌がついていけない個所もあった。でもこのシリーズは舞台にオーケストラを上げるので、隅々まで良く見えるし、音もクリアで楽しい。二幕以降は、オケが四苦八苦している悲鳴のような音が時々聞こえてきたが、三幕最後にはヤノフスキが容赦なく弦楽器にエネルギー出し切るよう要求しているのが見てとれ、オケはきつかっただろうと思う。

指揮:マレク・ヤノフスキ
ハンス・ザックス(バス・バリトン):エギルス・シリンス
ファイト・ポークナー(バス):アンドレアス・バウアー・カナバス
クンツ・フォーゲルゲザング(テノール):木下紀章
コンラート・ナハティガル(バリトン):小林啓倫
ジクストゥス・ベックメッサー(バリトン):アドリアン・エレート
フリッツ・コートナー(バス・バリトン):ヨーゼフ・ワーグナー
バルタザール・ツォルン(テノール):大槻孝志
ウルリヒ・アイスリンガー(テノール):下村将太
アウグスティン・モーザー(テノール):髙梨英次郎
ヘルマン・オルテル(バス・バリトン):山田大智
ハンス・シュヴァルツ(バス):金子慧一
ハンス・フォルツ(バス・バリトン):後藤春馬
ヴァルター・フォン・シュトルツィング(テノール):デイヴィッド・バット・フィリップ
ダフィト(テノール):ダニエル・ベーレ
エファ(ソプラノ):ヨハンニ・フォン・オオストラム
マグダレーネ(メゾ・ソプラノ):カトリン・ヴンドザム
夜警(バス):アンドレアス・バウアー・カナバス
管弦楽:NHK交響楽団(ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル)
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
東京文化会館
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サッカーJFL クリアソン新宿:ブリオベッカ浦安 [スポーツ]

 オリンピックの時は、新国立競技場と言っていたが、いつの間にか、正式に国立競技場という名称になっていた。本当はオリンピック陸上競技の予選のチケットが当選していたのだが、無観客となり、それ以降、会場を見物するチャンスがなかった。
 2年経ち、この日は新宿の日、一階席ゴール裏で、サッカーの試合を見た。一階ニ階の客席周囲を歩いたが、とても広い(3階席は開けてなかった)。売店は幾つか開いていた。トイレは入り口と出口が別で、一方通行の動線ができている。
 試合は、地元クリアソン新宿 が1点先取されて前半は終了、この後マイスタージンガーがあるため失礼したが、後半逆転して勝ったらしい。陸上競技と共用なので、ゴール裏席は遠くて見にくかった。
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平和の日<日本初演/セミ・ステージ形式上演> [オペラ(国内)]

 日本初演、聴くのも初めての作品。R.シュトラウスのオーケストレーションが素晴らしい。オケは大編成でもないのに、充実した音が鳴っている。
 第二次大戦直前の1938年初演、1940年までにナチス政権下、ドイツ国内で98回演奏されたという。無血入城を讃え、大衆を扇動する音楽は、例え作品名が「平和の日」であろうとも、戦後封印されても止むを得ない内容なのかもしれない。
 最後音楽が急激に盛り上がり、大合唱となり、ソリスト達がパワー全開で、神に感謝し神を讃えるエネルギーが2階席後方まで迫ってきて、圧倒されれた。何か話がすり替わる感じがするが、大団円を迎える。

指揮:準・メルクル
包囲された街の司令官:清水勇磨
マリア その妻:中村真紀
衛兵:北川辰彦
狙撃兵:高野二郎
砲兵:髙田智士
マスケット銃兵:松井永太郎
ラッパ手:倉本晋児
士官 :石崎秀和
前線の士官:的場正剛
ピエモンテ人:前川健生
ホルシュタイン人 包囲軍司令官:河野鉄平
市長 :伊藤達人
司教 :堺 裕馬
女性の市民:石野真帆
渋谷オーチャードホール
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未だにマスク推奨指示
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東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 特別演奏会 飯守泰次郎のブルックナー交響曲第8番 飯守泰次郎のブルックナー交響曲第8番 [コンサート]

 近々自分が演奏する機会があるので参考のために、また飯守先生がお元気なのか気になって、チケットを買った。4月末の桑田先生と新日フィルのブル8も買っていたが、残念ながらお亡くなりになり、キャンセルされた。この日配られたフライヤーの束にそのコンサートチラシが入っていた。悲しい。
 コンマス戸澤先生を中心に各パートの首席がぐいぐいオケを引っ張り、恐らくはマエストロの音楽を体現したのではないだろうか。ブルックナーは音楽が変わるところで、指揮者のテンポ指示や約束が無いと難しい。3回ほど、おやっと思う場面があったが、コンマスがしっかりとテンポをリードしており、破綻しなかった。思ったより早いテンポで、若々しい演奏だった。冒頭、Vcはppなのだが、予想より音量がかなり大きく、全体的にエネルギーを蓄積する部分より、発散する力に溢れる演奏だった。版はノヴァーク。
 桑田さんならどんなだったろうかと想像しながら、個人的には桑田さんの追悼の思いを込めて、音楽を聴いた。
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歌舞伎座新開場十周年 三月大歌舞伎第二部 [歌舞伎]

 三月大歌舞伎、三部構成の午後の部へ行った。大修復工事してから早10年、横山大観作の富士山の新しい緞帳が3月からお披露目されている。とても美しい。ただ、新しい歌舞伎座は今回が何と初めて。
 前半の忠臣蔵十段目は、滅多にやらないそうだが、2016年国立劇場が完全通し上演の際、観ている。あまり記憶に無いが。https://gruen.blog.ss-blog.jp/2016-12-25
 その国立劇場も建て替えで今年で閉場ということで、月日の経つのは早い。
 コロナ後お年寄りの歌舞伎ファンが減ったようで、客席はかなり空いていた。大向うは完全指定制で、素人の声出しは今もって禁止だ。でも「天川屋義平は男でござる」場面で大向うが入らず、拍手もまばらで、間が抜けた感じだった。休憩時間に尋ねたら、この日は二人大向う担当が来ていると聞いてますとのことだったが。
 花道の隣に座ったのは初めてで、身替座禅では全面置き舞台がセットされ、花道でも踏み音が高らかに響いていた。
 長年歌舞伎座に通ったお年寄りにとっては、体がきつくなっても、年間通じて、短時間で楽しめる三部構成演目があれば、嬉しいのではないだろうか。
 一、仮名手本忠臣蔵 十段目 天川屋義平内の場
天川屋義平 芝翫
大星由良之助 幸四郎
竹森喜多八 坂東亀蔵
千崎弥五郎 中村福之助
矢間重太郎 歌之助
医者太田了竹 橘太郎
丁稚伊吾 男寅
大鷲文吾 松江
義平女房おその 孝太郎

二、新古演劇十種の内 身替座禅
山蔭右京 松緑 ※尾上菊五郎休演につき、配役変更
太郎冠者 権十郎
侍女千枝 新悟
同 小枝 玉太郎
奥方玉の井 鴈治郎
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新国立劇場ーホフマン物語 [オペラ(国内)]

 2003年プレミエから5回目の上演、その三日目の公演へ行った。オケは過去4回は東フィルが担当し、今回初めて東京交響楽団だった。とはいえレパートリー公演としてもう少しレベルの高い舞台を期待していた。オケは最初の一音から、あれっどうかしたのかという音だった。私の耳のせいかもしれないが、オケのソロのメロディーは美しいのに、Tutti 部分は音ががさついており、本当は透明感のある流れる音楽のはずなのに、終始濁った音色に聞こえた。
 歌の方は、重唱場面はよく練習してあったが、ソロの場面では、日本人の配役が十分物語を語りきれないレベルで、場面ごとに気になった。コロナ禍の時、あれほど情熱を見せてくれた新国立劇場が、いつの間にかコロナ前の未完成公演という日常に戻ってしまったのか。それほど仕事が忙しくなったのなら、それは喜ばしいことだが、再びレベルダウンせざるを得ないなら問題だ。これからチケットも値上がりするし、演目を絞るのは結構だが、ホフマン物語の作品としての価値は分からないが、舞台が綺麗だと思うので、是非残して頂きたいものだ。
 今回のホフマン役は、アメリカ人だが鼻母音が得意のようで、ルックスもよく声量もあった。でも、かつてフォークトが歌った時の様な華やかさは感じなかった。バス•バリトンのシリンスの方が声に潤いがありっていいなと思い、後で気づけば、2022年バイロイトでヴォータン役だった。かつて新国立劇場でアムフォルタスも歌っていた。
【指 揮】マルコ・レトーニャ
【演出・美術・照明】フィリップ・アルロー
【ホフマン】レオナルド・カパルボ
【ニクラウス/ミューズ】小林由佳
【オランピア】安井陽子
【アントニア】木下美穂子
【ジュリエッタ】大隅智佳子
【リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット】エギルス・シリンス
【アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ】青地英幸
【ルーテル/クレスペル】伊藤貴之
【ヘルマン】安東玄人
【ナタナエル】村上敏明
【スパランツァーニ】晴 雅彦
【シュレーミル】須藤慎吾
【アントニアの母の声/ステッラ】谷口睦美
【合唱指揮】三澤洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
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日本ワーグナー協会例会「《マイスタージンガー》におけるヴァルターの詩・歌唱」 [講演会]

 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の主人公、騎士ヴァルター・フォン・シュトルツィングは、第1幕ではマイスターになるための試験で〈資格試験の歌〉を、第3幕第2場と第4番ではザックスの導きに従って〈夢解きの歌〉を、最終場ではこれを大胆に昇華させた〈栄冠の歌〉を歌います。(講師記の案内文より)
 今回はバール形式に則ったシュトルツィングの「マイスターゲザング」の説明と、ベックメッサーの記録係としての判断は正しかったのか、また。三幕で盗作した結果についての考察もあった。
 岡田先生の解説は、資格試験の歌は、バールの形式は整っていたのだが、途中歌が盛り上がったところで第一シュトレンが終わったと判断され、その後は形式から逸脱していると判断され、チョークでバツがつけられて行ったのではないかと。
 栄冠の歌は、三幕夢解きの歌の三つのバールからの引用を発展させ、一つのバールに仕上げられている。オーケストラの楽器を重ねていき、複雑な音、重唱となり、もはやシュトルツィングの声が聞き取れないほど音楽は盛り上がる仕掛けがある。次第に歌より音楽が主体となり、歌い納めで最高潮に達する素晴らしいオーケストレーションに皆感動すると。
 ベックメッサーが三幕で嘲笑を浴びる本選歌は、無理やりセレナーデのメロディーを当てはめ、うろ覚えの歌詞で歌ったのが失敗の要因ではないかと分析された。よくあの様な歌詞をつけられたものだ。韻律も弱始まりで強弱強と続き、シュトルツィング強弱強と逆である。
 とてもニッチなテーマで、マイスタージンガーが喜劇である点をピックアップしたような講演だった。
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慶応大学北川千香子准教授のお話 第2回「赤塚の森フォーラム」 [講演会]

 日帰りで名古屋まで行った目的は、北川先生のワーグナー講演の聴講。テーマは二つ、バイロイト音楽祭現地スタッフ10年間の体験と、ワーグナー作品におけるジェンダーの変容。一般人向けのワーグナー企画はとても珍しく、第一部バイロイト祝祭劇場ドア係の仕事についてスライドを見ながら聞いているうちに、バイロイトに一回余分に行ったような臨場感を味わい、楽しかった。
 ドア係はまさに劇場の各扉の鍵を預かる仕事で、ドイツの鍵文化、鍵を預かる誇らしい心情がよく伝わってきた。また、お客さんの声を直に聞く立場でもあり、座席の交換などの要望を、他のお客さんに取りついだりもするそうだ。ドア係の人達は、中立の立場なので、公演後舞台への拍手はできないのだが、ネズミが出るノイエンフェルス演出ローエングリンの最終公演後、お客さんを全員外に出し、施錠してから、どこからともなく湧いたドア係の拍手をきっかけに、プロダクションの最終公演後のドア係の拍手によるカーテンコールが恒例となったそうだ。この話は初めて聞いた。
 第二部、ワーグナーに於けるジェンダーの変容とは、北川先生のご専門分野で、まさか、難解なテーマをこんなに分かり易く、説明して貰えるとは思っていなかった。
 印象に残ったお話は、ヒロインが題名役となっているイタリアオペラは、19世紀の良妻賢母的女性観から逸脱した女性の悲劇の話で、だいたい最後は男に裏切られて死んでしまう。このような同時代のメロドラマと社会そのものににワーグナーは反発し、革命に参加し指名手配を受け、その後は芸術を通しての社会革命活動に方向転換した。そしてもっと深遠なドラマを目指し、壮大な指環の話を書き上げる。女性には救済(献身的自己犠牲)を求めるが、それは、自立した女性でなければならず、女性は男性救済の触媒であり、それにより、男性は英雄、救済者に到達できると。ワーグナー作品の中のヒロインの死は、それ以前の悲劇では無く、よく分からない複雑な救済の姿なのだと。やはり、難しい話だ。
 これを踏まえて、バイロイトではワーグナー批判が繰り広げられているそうだ。
 講演後の懇親会では素朴な疑問なども投げかけられ、そういえば、自分もワーグナーに出会ったばかりのころは、なぜ、そうなるのか疑問に思った点が多々あった。しかし私の場合、何度も見るうちに、音楽の虜となり、話の筋は、そういうものだからと落ち着いてしまった。
会場 美しい深田電機(株)の社屋、案内文書の写真を拝借
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名古屋城本丸御殿 [旅行]

 朝の新幹線で、ちょうど富士山が見える時間に目が覚め、慌てて写真に収めた。広島行きに続き二度目の挑戦だが、天気にさえ恵まれたらiPhonでも結構綺麗に写るようだ。
 JR東海の「ずらし旅」にクーポンが付いており、1000円から2000円くらいまでの飲食か、体験ツアー等に使える。連れ合いの勧めで、名古屋名物矢場とんの味噌カツを選び、名古屋駅直近のお店へ行った。開店前なのに行列ができていたが、待ち時間15分くらいと言われて、それほど待たず、ヒレカツ定食をご馳走になった。
 その後地下鉄で名古屋城に行き、2018年復元工事が完成した新しい本丸御殿を見てきた。歴史を感じる二条城と違い、こちらは新築で、部屋による特徴がはっきり見える。例えば使用されている木材が檜か松かとか、美しい天井や欄間の細工の凝り具合とか、内装はまだ工事の途中の部屋もあった。襖絵は実物写真のコンピューター処理で復元されたものらしい。臨時に入れているのか、後に複製画がつくられるのかは分からないが、このままでは、ちょっと貧弱な感じがする。
 最初に通される部屋は、二条城と同じく虎に睨みつけられ、畏縮する場所だった。古いものを見るのと違い、復元して新築当時を偲ぶ機会はあまりないだろう。
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天井画未完成
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湯殿
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障子をあしらい、最光と通気を得る、湯上りに使う黒木書院
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新国立劇場-ファルスタッフ [オペラ(国内)]

かなり久しぶりにファルスタッフを見た。今回は18才以下を対象に、抽選で692名のご招待があり、定員に達せず二次募集まであったとのこと。家族連れが大勢さんいて、朗らかな雰囲気だった。小さなお子さんもいた。この作品は登場人物は把握できずとも、場面の変化のテンポが早いので、子供でも飽きることはなく、何だかわからないが、大男が窓から川へ落とされたことは記憶に残るだろう。
 ファルスタッフはヴェルディ最後のオペラで、シェイクスピア原作だが、作品について考えたり調べたりしたことはなく、この喜劇作品の意義などは理解できていない。
 2004年がプレミエで再演5回目の人気演目で、舞台演出が17世紀のオランダ、フェルメールの絵画の世界になっている。テムズ川が出てきても違和感なく笑える。
【指 揮】コッラード・ロヴァーリス
【演 出】ジョナサン・ミラー
【ファルスタッフ】ニコラ・アライモ
【フォード】ホルヘ・エスピーノ
【フェントン】村上公太
【医師カイウス】青地英幸
【バルドルフォ】糸賀修平
【ピストーラ】久保田真澄
【フォード夫人アリーチェ】ロベルタ・マンテーニャ
【ナンネッタ】三宅理恵
【クイックリー夫人】マリアンナ・ピッツォラート
【ページ夫人メグ】脇園 彩
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