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Alles leiwand in Österreich オーストリアの素晴らしさ [講演会]

 2019年は日本オーストリア友好150年の年、日独協会でもオーストリアの話題が取り上げられた。
 今回は意外と知らないオーストリアの有名人と、オーストリアだけで使われる単語が紹介された。写真の8人のうち、右上の角3人しか認知していなかった。
 講師はバイエルン出身だが、子供の頃、祖母のいるオーストリアへ行き、違う方言に接した印象があったとのこと。
 Karl Farkasのコメディー映像、日本でも人気があったというFalcoというロック歌手など、接してみれば、そう遠い感じはしなかった。
 単語に関しては、体験済みのもの、想像がつくものも幾つかあった。Baba という単語、意味はAufwiedersen なのだが、6月にWien で結構言われた言葉で、やはりbye-byeのなまりだったのか。なるほど微妙な音だった。表題のleiwand の意味は super!

講師: Markus von Freyberg 先生(日本大学 ドイツ語講師)
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METライブビューイング「ジークフリート」 [映像・放送]

 お盆休みに、METのジークフリート映像を、連れ合いが見たいとのことで、東銀座の東劇へ行った。私は8年前にこのリングチクルス映像は新宿の大画面で見ており、当時の感想を今読み返しても、違和感は無い。なぜか、幕間のインタヴューは良く覚えていた。
 ただ、今回感じ入ったのは映像の中のジークフリートだった。この8年の間に、バイロイトでカストロフのリングを何度も見て、その他、シラー劇場や、ライプチヒ、パリ、エッセンでもジークフリートを見ている。どうも場面や舞台に気を取られてしまい、或いはカストロフを何度も見て慣れすぎてしまったのか、大前提であるジークフリートの、本来感動的な成長物語が、いつの間にか付けたしのようになっていた。しかし、大抜擢のモリスのインタヴュー効果も相まって、久しぶりに接する、台本通りのジークフリートに感情移入してしまった。歌手各々が自分の役について話すことで、舞台の魅力が増す。
 好きな場面は言葉を聞き、後は日本語字幕で楽しむのも悪くない。以前は、歌手の表情がアップになり、声量が補強され、オケの音量をしぼる「METライブビューイング」は気に入らなかったが、歳とともに、何事にも期待感が減ってきており、映像で、必要以上に感情をを出す効果も良しとしようと思った。ジーゲルのミーメ役は久ぶりに見て、やはり最高の演者だと思う。生の舞台と映像は全く違うもので、代用にはならないが、理想の上演を探す旅もそろそろ終わりに近づき、執着を捨てることにも慣れて来たこの頃だ。
指揮:ファビオ・ルイジ
演出:ロベール・ルパージュ
出演:ジェイ・ハンター・モリス、デボラ・ヴォイト、 ブリン・ターフェル 、パトリシア・バードン
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