SSブログ

ザ・シンフォニカ 第61回定期演奏会 ―ブルックナー交響曲第5番 高関 健 [コンサート]

 高関先生のブル5ということで、チケットを頂いて楽しみにして出掛けた。シンフォニカはアマオケだが東京屈指の実力を誇っており、期待にたがわぬ名演だった。
 前半ブラッハーと言えば、チェロ弾きにとっては昔のベルリンフィル12人のレコード(!)に入っていた軽快な曲を思い出すが、この曲はもっと古典的だが適度にモダンな聞きやすい曲。プログラムにも書いてあったが、バルトークのオケコンのように、管楽器特に木管のソロが頻出する曲で、中でもクラリネットの技術・音色とも完璧で驚嘆した。
 後半ブルックナーで先生は暗譜での指揮。時代掛かったアゴーギグも無く、良く流れて歌う演奏だった。オケもさすが、安心して聴いていられた。
IMG_2442[1].JPG
IMG_2443[1].JPG
IMG_2444[1].JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

洗足学園音楽大学 第44回アンサンブルアカデミー演奏会 [コンサート]

 所属アマオケの指導でいつもお世話になっている先生からチケットを頂き、はるばる出掛けた。「洗足学園」と言っても東京の「洗足」にあるわけではなく、神奈川県の溝の口駅から歩いて数分、写真のように大変ユニークなデザインの建物が道沿いにあるので目立つ。
 会場は構内のホールで、内外装は地味だが音楽専用で音は良い。ただお客さんがあまり入っておらず、多分身内の方だけなので、そのせいかもしれない。席に座席番号が書いていないようだったが、指定席の時はどうするのだろうか。
 オケは音大生と卒業仕立ての若手奏者にオーケストラの経験を積ませることが目的で、洗足以外の大学の方も混ざっているようだ。指揮者は無しで、先生がコンマスとして加わり、皆で合わせていくわけだが、これがなかなか素晴らしかった。
 基礎的な技術はある方々が、かなり練習を積んでいるので、ただ縦横が合うというのではなく、かなり濃密で突っ込んでくる演奏だった。その上皆さんかなり楽しんで、余裕を持って弾いている感じだ。
 特にブラームスのセレナードは初めて聴いたのだが、大変素晴らしい曲だが、これを指揮者無しでやるのはかなり大変だったかもしれない。見事だったし、遠路はるばる行った甲斐があった。
 帰りは駅のそばのでかいビアホールに行ってみた。

洗足学園音楽大学 第44回アンサンブルアカデミー演奏会
指導:永峰高志
ベートーベン エグモント序曲
ヴィヴァルディ― ファゴット協奏曲 ホ短調
ブラームス セレナード 第1番

DSC09556.JPG
IMG_2390.JPG
DSC09560.JPG
IMG_2391.JPG
DSC09564.JPG
DSC09568.JPG
IMG_2392.JPG
DSC09570.JPG
DSC09576.JPG
IMG_2394.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽