SSブログ

新国立劇場ーさまよえるオランダ人 [オペラ(国内)]

 楽日に行った。このプロダクション3回目の再演となる。ずっと期待外れの感があり、前回はZ券が当たっても、ありがたみを感じなかった。今年は、パルジファルとの組み合わせセット券で奮発し、3階B席を購入したせいか、音が意外と良かった。新国立劇場では、 自己防衛機能として 嫌なところは聞き流し、良いところだけを拾う姿勢が自分の中で定着してきた。自分の求める音に出会うことは、極稀なのだから、不満一杯で老いて行くより、寛容な気持ちでいよう、と結局自分の中の不協和を減らそうとしているだけなのだが。
 とは言え、今回、男性合唱は、いつもと少し違う感じで、美しさを削り、ドイツっぽく、色々な生声(どら声?)をミックスしてあったように感じ、これは自分には好ましかった。
 3幕のPAは、随分派手だったが、舞台としては、メリハリがあって、良かったように思う。(G)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽