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ラグビーワールドカップ2019 (アルゼンチン vs. アメリカ) [スポーツ]

 生まれて初めて、ラグビーの試合を観戦しに、熊谷ラグビー場へ向かった。車中にはヴォランティアらしい服装の乗客がいたり、熊谷駅で新幹線から降りて来る外国人もおり、駅ですでにワールドカップの盛り上りが感じられる。駅前ではお祭りの山車が出ており、お囃子の音が響き、お囃子の音はテーマ曲さながら、ラグビー場でもうるさいほど聞こえた。ラグビー場内の通路では獅子舞もあった。
 駅から少し歩いたところに、ファンゾーンがあり、10時オープンを待って入場し、連れ合いはハイネケンの生ビールにご満悦。ラグビー場には缶のハイネケンしかないそうだ。シャトルバスは往復とも滞りなく運行。駅を降りてからの道路でも、会場でも、たくさんのヴォランティアのお年寄りが並んで、ハイタッチしようと待ち構えている。自撮り棒は持ち込み禁止なので、ヴォランティアの人たちが、進んで写真を撮ってくれるのだ。熊谷では3試合あり、この日が最後で、ヴォランティアの方々は本当に明るくお元気でハイテンションだった。
 入場の際の手荷物検査もさほど厳しいものでなく、時間もかからない。ゲートを入ると5店くらい屋台が出ていて、給水所に水が並んでいた。ペットボトルを没収された人もここだけは、無料で水が飲める。
 実際グラウンドを見て、なるほどサッカー場よりは狭く、一応隅々まで見渡せる広さだった。
 幸いお天気に恵まれ、青空の下の観戦は気持ちがよい。青空にボールが高く上がったり、ラインアウトで大空を背にジャンプする姿は美しいと思う。選手同士体がぶつかる音も聞こえる。また審判の判定が出るまで、選手たちは、感情を表に出さず、静かに休息をとったり、話たりしているように見える。サッカーのような派手なパフォーマンスは見なかった。
 amazonで購入したアルゼンチンの小旗を携行したが、実際はグラウンドに向かって旗を振ることもないほど、アルゼンチンが強かった。ベルリン在住の友達に母国の国歌を撮影して送ってほしいと言われたので調べたら、アルゼンチンの国歌は長くて有名とのこと。ロッシーニのオペラみたいな印象だ。
 すぐ隣の席にアルゼンチンのユニフォームを着た、お国の若い男性がいて、国歌で立ち上がるとスタンドに散らばっているアルゼンチン人同士呼応し、終始エネルギー一杯の応援をしていた。
 アルゼンチンが優勢で結果は47:17だったが、アンゼンチンのサポーターもUSAが攻勢に転ずれば応援し、USAが点数をとれば、拍手し声を掛け、アメリカ人にお礼を言われていた。紳士的な応援だ。
 多分バックスタンド端の小学生集団だろう、準備してきたおもてなしの応援を披露し、声をそろえて、両国を交互に応援する。国歌も歌っているようだった。入場を待っているとき、隣に小学1年生くらいの一団が体育座りしており、一枚ずつチケットが配布され、失くすな、風で飛ばすな、折りまげるなと先生に注意を受けていた。
 熱中症の時期は過ぎており、快晴でも意外と風が強く、あの小学生は大丈夫だったろうか、うかつにも私は体調を崩してしまった。
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