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富岡製糸場 [旅行]

 富岡製糸場は今も小学校の社会の教科書に載っているのだろうか。明治維新の殖産興業の象徴として教わったものが、今世界遺産登録の申請をしているというので行ってみた。
 高崎から上信鉄道(2輌編成のワンマン運行)でのんびり30分以上揺られ、あまりひと気のない町に着いた。産業の世界遺産はエッセンのツォルフェライン炭坑しか見たことがないが、それに比べると、小さな繭から生糸をつくる製糸場の規模はやはり小さく地味で、世界遺産となるかどうか非常に不利な印象を受けた。
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2006-12-31
 フランス人技術者にお願いして作った当時世界最大の製糸場は、日本にとっては大切な産業遺産であり、瓦を焼く職人が試行錯誤で初めて赤いレンガを焼いたというのは、まさに文明開化、日本人の心にはじんと響く場所だろう。でも、地球規模の遺産としてはどうなのだろう。
 文化財の保護にどれだけ国の予算をとっているのか分からないが、世界遺産になったから人が集まるというのでは、ちょっと方向が違うような気がする。我々も世界遺産に申請しているから、行って見ようかと思う程度だったわけで、「世界遺産」が集客の原動力になることは間違いない。
 でも、今日気付いたことは、歴史的文化財は、我々一人一人が守っていくものなのだろうということだ。近くに住んでいなくても、我々の税金が間違いなく、文化財保護に役立っているという実感が必要なのだ。募金箱も設置されていたが、この入場者数では、あまり効果はないと思う。21世紀は過去の遺産保護にもお金がかかる時代となるだろう。文化財が寂れて、朽ち果てることは心が痛む。観光、財源、寄付、世界遺産、正しいシミュレーションがあるのだろうか。(G)
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